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「欲望は他人の欲望である」(ラカン) 我々にとって「欲望」とは、内面にあらかじめ備わって いるものではなく、常に他者から与えられるもの。 よって、完全なる孤独というものがあり得ない以上、 それを否定し切ることは誰にもできません。 なぜなら、それは他者に対して盲目的に追随する場合だけを指すのではなく、 意識的にそれに反する場合も結果的に「欲望」の発露ということになるからです。 (「他者と違う自分でありたい」という「欲望」、というわけですね) ことほど左様に、人として生まれ、社会生活を営んでいく以上、 「欲望」というものから逃れることができない我々。 本書を読んで、「欲望」のマネージメントの必要性を実感しました★
対談というスタイルの中に、和合や共感だけでなく、対決、果し合いのような感じも感じられて、興奮しました。脳科学、人間のカラダに興味がある私にとって、このお二人の対談は「待ってました!」という感じです。日本人が、地球人が失いかけている「何か」に気付かせてくれる良書だと思います。バランスが大事!!
ライターである永江さんが、哲学者である鷲田さんから個人授業を受けるという形式でです。 サブタイトルが「<殺し文句>から入る哲学入門」となっているように、授業のルールとしては毎回それぞれがひとりの哲学者とその著作を提案して、その本のなかから「心が震えるような言葉、グッとくるフレーズ」を選び、その意味について鷲田さんに解説してもらう、という感じになっています。 選ばれた哲学者はキェルケゴールやウィトゲンシュタイン、フッサールやカント等有名な人たちばかりで、初めに「心が震えるような言葉」が紹介され、それらについてそれぞれ10ページずつぐらいの解説がつきます。 無理にエロい方へ持っていこうとする永江さんに対して、冷静に対処する鷲田さんが面白い(笑) 哲学書は一読しただけではほとんど理解できないものが多くて、専門家は凄いなあと思っていましたが、専門家ですら同じとのことで、ゲストで参加している内田樹さん
女性の出産、育児、教育、性、オニババ化など、 確かに女性に読んで欲しい内容のテーマの対談。 ただ、男性でも子育てをしている人なら読んでおいて損はない。 子育てや、自分自身のありように不安がある人も、 わりきらない、根源的に混沌としたものを受け入れる感じ、 そう、この本を読むと、許容という大切さがよくわかると思う。
父親が図書館で借りたこの本を、幼稚園児の息子が気に入りました。 右ページをぱらぱら漫画のようにして見せると喜び、返却期限を守れなくなって 購入しました。それから約15年、我が家の基本図書になっています。 2005年にイームズ展があり、DVDも手に入れましたが、 この本は解説が適切で素晴らしいし、マイペースで堪能できます。 類書には、かこ・さとしのかがくの絵本「ぼくのいまいるところ」があって、 こちらはSLAの選定図書ですが、大きい方だけになっています